パンデミック条項・・・とかなんとか、あまり知らされないまま色んな対策がすすんでいるようです。事の善し悪しは別にして、基本的には、正体不明の感染症がパンデミックを起こしたら、どう対応するのか・・・を検討し、準備をしておくことを目的にしていますが、正体不明の・・・と言うところがミソ?です。つまり、起こってみないと相手が特定できないのです。我々の業界でも、次亜塩素酸水は殺菌プロセスからして、考えられるすべてのパンデミック発生要因を撃破してくれるはず・・・とは言っても、じゃ、エビデンス(証明)はあるの??って聞かれると黙り込むしかないのが実情です。新型のインフルエンザなんて使い方次第でバイオウェポン(生物兵器)になりかねないですから、発現したその時には試験しようにも簡単に菌株は手に入りません。後になって(1~2年後)「やっぱり効果あったんだ」となるのがオチなんです。実際、何度もそのような経験をして参りました。
私たちが加盟する次亜塩素酸水溶液普及促進会議 通称JFKが発足する前は怪しげな次亜塩素酸水もあったようですが、JFK品質認証を受けた商品もたくさん流通していますので、パンデミックに備えて・・・みたいな大上段に構えた状況ではなく、通常の生活の中で色んな消臭を行いながらオマケで空間除菌を行ってますよ・・・程度で、常日頃から身辺ガードしておいていただくのかよいのではないかと考えるようになりました。
空気感染を想定すると、自身の生活空間に対してガードできたとしても、電車の中の空間や、交差点ですれ違う人からの感染を防御することは現実的ではありません。つまり、感染予防措置には100%はなく、この感染予防ガードをどれだけ引き上げて100%に近づけられるか・・・これが、感染制御の考え方となります。
設置するだけで、後は手間いらずの空気清浄機の場合、ウィルスは清浄機に吸い込まれるまでは感染能力を持っています。つまり、感染者と空気清浄機の間に居る人は感染の危険性が排除できないことは容易に想像できますね。
ともあれ、次亜塩素酸水溶液の常時空間噴霧とは、反応しきれなかった余剰の次亜塩素酸成分が空中に漂い(無風の場合)、汚染源である感染者の体内からウィルスが排出された瞬間に反応してやっつけてしまう・・・これを「待ち受け除菌」と名付けて次亜塩素酸水溶液独自の特徴であるとアピールしています。
もちろん、風があったり、空間噴霧する次亜塩素酸の総量が、少なかったりすると効果は期待できなくなることから、設置環境、使用環境をしっかりと調べたうえで運用しないと宝の持ち腐れになってしまう場合もあるのです。
噴出する霧の中に「次亜塩素酸の兵隊さん」が100人いるとしたら、100個のウィルスや臭いの粒子に反応することができますが、基本的には1対1の相打ちとなりますので、100人の兵隊さんが反応してしまえば、兵隊さんは残っていないことになります。ここに、感染者がコホンと咳をしてウィルスを放出したら・・・残念ながらノーガードです。
150人の兵隊さんを放出し、100個のウィルスや臭いの粒子があり、それに反応したとしたら差し引き50人の兵隊さんは空間に残って「待ち受け」ていることになります。ここに、コホンと咳をしてウィルスを放出したら、50個以下ならやっつけてくれることになります。実際には接触率やら、放出された次亜塩素酸の減衰率 等、色んな要素がありますが、基本的な考え方はこのようになります。空気清浄機との決定的な違いがここにあるのです。
殺菌剤は、その濃度と使い方によっては「毒にも薬にもなる」わけですが、コントロールしやすく、安全幅も大きく、色々な種類の菌・ウィルスに効果がある対応幅の広さという点から次亜塩素酸水の使用(空間噴霧による空間除菌)をお勧めするものです。
なにより、次亜塩素酸水の空間噴霧にはコロナ前までのノロ・インフルの感染制御を支えてきた実績があります。
今回の新型コロナ禍でマイクロ飛沫に対する空間除菌の必要性がクローズアップされたように、呼吸器系から拡散する感染症対策には「空間除菌」が避けて通れない要素になってきたと感じます。「次亜塩素酸」は外敵の侵入に対抗するために人体の中で生成される成分であり、「菌を殺せる成分が人体に無害なはずがない」という意見に惑わされた人が感染し苦しむことのないようにアピールしていきたいと思います。
- 次亜塩素酸水に関しては(一社)次亜塩素酸水溶液普及促進会議 通称JFKの品質認証マークの付いたものをご使用ください。
- JFKが定める一定以上の品質保持を認められた「品質認証マーク」表示商品はコチラ