新型コロナ禍による感染者数がニュースのトップに鎮座するようになって一年以上が経過しました。一方、65歳以上のワクチン一回目接種率も50% を越える地域が出てきており、何となく安心感が出始めた矢先に、接種率70% を越えているイギリスで感染者が増加しはじめ、全面解除を一か月遅らせて様子を見る・・・というニュースが飛び込んできております。

そんな中、日本では(特に北海道)幼稚園・保育園でのノロウィルスによる食中毒が例年よりも多く報告されていると言うのです。調べてみると、今はどこに行っても新型コロナ対策としてアルコールによる手指消毒、接触部の清拭等が行われていて、例年になく清潔度は上がっている・・・ような気になっています。ところが・・・思い出してください。「ノロにはアルコールは効かない」んです。ノロに聞くのは「熱」もしくは「塩素」であるとずっと前から厚労省も指導しています。つまり、アルコールをあちこちにシュッシュッして、何となくコロナ前より清潔になっているような気になっていても、ことノロウィルスに関しては「まったくの手抜かり」状態だったようで、これが例年にないノロウィルスの発生を招いた原因ではないかと考えられるのです。

次亜塩素酸水はその名の通り塩素を最も有効に、そしてまるで水のように使える除菌・消臭液として作られたもので、新型コロナに対する不活化効果も経産省のテストで確認されており、ノロウィルスにもしっかりとした効果を発揮します。

平たく言えば、コロナ前までは次亜塩素酸水を中心にノロ対応し抑えていたものが、コロナによってアルコール一辺倒になってノロが野放し状態になったのです。

確かに、次亜塩素酸水はアルコールなどに比べると劣化しやすく保管に注意が必要となることは否めませんが、適正な濃度とpH を管理しつつ使用すれば、とても効果的で使いやすい除菌・消臭水なのです。我が国には薬機法という法律があり「殺菌」とか「消毒」という文字を「雑貨」である次亜塩素酸水が使ってはいけないことになっています。もっとも、例えばノロウィルスの試験用代替ウィルスである「ネコカリシウィルス」による試験では十分な効果を示している訳で、「医薬品」「医薬部外品」「雑貨」というカテゴリー分けの中で表現に制約を受けている訳です。ちなみに、医薬品・医薬部外品については販売するために薬剤師の資格が必要となります。

一方、大半の「次亜塩素酸水」は薬機法に縛られない「雑貨」として販売されており、人体に作用するような使い方、効果効能を表示することはできないのです。

ともあれ、コロナ騒ぎで忘れられていた「塩素」による除菌・・・必ず必要です。

あなたの身の回り・・・アルコールだけに集約されて「手抜かり」が発生していませんか?